バインダーでドキュメントを作業中、Vault は、バインダーの値を使用してコンポーネントドキュメントの特定のフィールドに自動入力し、余分な作業を省略します。必要に応じて自動入力値を変更できますが、通常、この機能によって作業が合理化されます。
注: この機能は、基本言語が英語である Vault でのみ使用できます。
以下の場合、Vault がドキュメントフィールドを自動入力します。
- プレースホルダーの作成、バインダーの作成あるいはファイルのアップロードのいずれかによって、バインダー内で新規ドキュメントを作成する場合。
- バインダー内でドキュメントを再分類する場合。
- バインダー内でドキュメントを分類する場合。
バインダーのアウトラインビューまたはコンパクトビューからドキュメントアクションを選択する場合、あるいはバインダービューからコンポーネントドキュメントを開いてドキュメントアクション (分類または再分類) を選択する場合、Vault はユーザが「バインダー内」にいるものとみなします。
注: バインダーからドキュメントを再分類する際に、Vault はバインダーの値を使用して参照専用ドキュメントフィールドに自動入力します。
Vault は、バインダーテンプレートの予定ドキュメントのフィールドも自動入力しますが、その機能の動作は異なります。詳細は予定ドキュメントでの作業を参照してください。
自動入力フィールドについて
Vault は、バインダーに入力されたフィールド値を使用してコンポーネントドキュメントとバインダーが共有するフィールドに自動入力します。例えば、コンポーネントのドキュメントタイプとバインダーのドキュメントタイプが以下のフィールドを共有しているとします:国、製品、言語、およびメディア。コンポーネントドキュメントを作成すると、Vault はバインダーを一致させるようデフォルトでこれらのフィールドを入力します。保存する前に、必要に応じてフィールドを変更できます。
フィールド設定にデフォルトの値が含まれる場合、Vault はデフォルトの値ではなくバインダーの値を使用します。
注: 各ドキュメントに固有のフィールドは以下に適用されません: ドキュメント番号、バージョンなど。