教育訓練資料に対するユーザの理解度をより詳細に評価できるように、教育訓練管理クイズを設定します。クイズは、オブジェクトタイプがクイズ固有のチェックリストオブジェクトに基づきます。チェックリストの作成に関する詳細は、チェックリストのデザインとチェックリストの設定をご覧ください。
ユーザがクイズを受けるごとに、独自のライフサイクルでオブジェクトレコードとしてログが記録されます。不合格になると、クイズレコードは不合格状態に移動し、ユーザは再度クイズを受ける必要があります。合格すると、クイズレコードは合格状態に移動します。クイズを再度受けると、前回とは独立したクイズのインスタンスが新規作成されます。
クイズの作成
- 管理者 > 企業管理者 > チェックリストデザインに進みます。
- 作成をクリックします。
- VDTA チェックリストデザインオブジェクトタイプを選択します。
- チェックリストデザインで、セクションを作成します:
- 順序値が 1 で、タイプがクイズ: 導入セクションのセクションレコードを 1 つ追加します。
- 各セクションに、タイプがクイズ/クイズセクションのセクションレコードを追加します。
クイズの質問の作成
質問セクションレコード内で、そのセクションの質問を作成することができます。クイズの質問は、オブジェクトタイプが質問: 多項選択式の質問の質問デザインに基づきます。クイズ質問は、ラジオまたはチェックボックスいずれかの質問タイプを使用します。これらの質問タイプを使用し、回答を True/False、はい/いいえ、あるいは回答が 1 つまたは複数の多項選択式にすることができます。QualityOne では、ドロップダウンの質問タイプはサポートされません。
クイズの質問の回答作成
回答は、利用可能な回答デザインオブジェクトに基づきます。質問ごとに、1 つ以上の利用可能な回答デザインレコードを作成します。
質問の回答には以下の制限と操作が適用されます:
- 1 つ以上の回答レコードで、正解が True に設定されている必要があります。
- 回答レコードの正解が True に設定された場合、システムは自動的にスコアを 1 に初期化します。スコア値は更新することができます。
- 回答レコードの正解が True から False に設定された場合、システムは自動的にスコアの値を 0 に設定します。
- スコア値が 0 以上に設定されているものの、正解が True に設定されていない場合、システムはスコアを 0 に初期化します。
- 質問チェックリストタイプがチェックボックスの場合には、複数の利用可能な回答レコードの正解を True に設定できます。
- 質問チェックリストタイプがチェックボックスからラジオボタンに変更され、正解が True に設定された複数の利用可能な回答レコードがある場合、Vault ではレコードを保存できません。
- 質問チェックリストタイプがラジオボタンの場合、利用可能な回答レコードの正解 1 つだけを True に設定することができます。次に利用可能な回答レコードの正解が True に設定されている場合、システムは正解を False に設定し、その質問の他に利用可能な回答のスコアを 0 に設定します。
教育訓練管理クイズのオブジェクトタイプ
オブジェクト | クイズのオブジェクトタイプ |
Checklist_design__sys | VDTA チェックリストデザイン(vdta_checklist_design__sys ) |
Section_design__sys | クイズ: 導入セクション (quiz_introduction_section__v )クイズ: 質問セクション (quiz_question_section__v ) |
Available_answer_design__sys | クイズ: 利用可能な回答(quiz_available_answer__v ) |
Question_design__sys | クイズ: 複数選択式の質問(quiz_multiple_choice_question__v ) |