QualityOne Vaults を使用すると、監査プログラムを作成することで指定された範囲で任意の期間に監査を決定し、実施することができます。監査プランニングの一部として、監査プログラムから開始、計画、承認することができます。監査計画が承認されると、Vault は計画に対して監査を実行します。完了すると、承認済みの計画の内容と、組織が達成した内容を比較することができます。

管理者の設定に応じて、オブジェクト、フィールドおよびセクションのラベルが本文で説明されたラベルとは異なる表示となる場合があります。

監査プログラムについて

監査プログラムオブジェクトを使用して、設定された期間に監査プログラムを開始、計画、および承認することができます。監査プログラムレコードが特定の状態に入ると、Vault は、監査プログラム提案された監査レコードデータに基づいて、自動的に監査オブジェクトレコードを作成します。次に、監査プログラムレコードで (監査レコードがライフサイクルを移動する間) 監査および関連する提案された監査の実施、更新、追跡を行うことができます。例えば、監査プランナーは、組織の翌四半期の監査を調査する必要があります。監査プランナーはまず、「監査プログラム 2021 年第四半期」という名前で監査プログラムオブジェクトを作成し、組織が必要とみなしたフィールドデータを入力します。次に、1 つ以上の提案された監査関連レコードを作成し、提案された監査レコードにより詳細なメタデータを入力します。そして、監査プログラム 2021 年第四半期が特定の状態 (実行中など) に入ると、Vault はプログラムの提案された監査レコードごとに監査オブジェクトレコードを自動的に作成します。これらの監査レコードは、提案された監査ソースレコードからのデータを引き継ぎます。

提案された監査

提案された監査レコードは、監査プログラムで計画している監査を表示します。Vault が監査レコードを作成すると、システムは提案された監査ソースレコードから特定のデータをコピーします。

管理者によって設定されている場合、Vault は以下のフィールド値を提案された監査レコードからコピーする場合があります。

  • 被監査者
  • 開始予定日
  • 終了予定日

Vault は、提案された監査および監査オブジェクトで同一の名前値を持つすべてのフィールド値もコピーします。

予定外の監査

管理者によって設定されている場合、監査プログラムプランニング自動化によって作成されなかった予定外の監査を考慮して、監査プログラムレコードから監査を手動で作成することができます。

監査プログラムを作成する方法

監査プログラムを作成するには:

  1. 監査プログラムカスタムオブジェクトタブまたは管理者 > 企業管理者 > 監査プログラムに進みます。
  2. 作成をクリックします。
  3. 必須の詳細を入力します。
  4. 保存をクリックします。
  5. 任意の作業: 提案された監査セクションで、1 つ以上の提案された監査関連レコードを作成します。
  6. 任意の作業: 予定外の監査セクションで、作成をクリックして、この監査プログラムに属しているが監査プログラムプランニング自動化によって作成されていないすべての監査レコードを追加します。

監査プログラムレコードを作成した後、提案された監査および予定外の監査の追加を継続できます。