QualityOne Audit Checklist Mobile は、監査チェックリストの実行に使用できる、Apple™ iPadOS™ デバイス用の完全な QualityOne Vault アプリケーションを補完するモバイルアプリケーションです。QualityOne Audit Checklists は、監査特有のチェックリスト機能を提供し、デバイス上でリモートで独自の監査チェックリストを作成して完了することができます。
監査チェックリストを使用すると、監査を実施する際に、1 つ以上のチェックリスト項目を監査所見として特定できます。QualityOne Mobile Checklist Mobile を通じてチェックリストに記入して提出すると、Vault は、監査所見とフラグ付けされている監査チェックリストの質問について、所見タイプ、指摘事項、客観的証拠 (添付文書) とともに監査所見レコードを自動作成します。監査を完了するためにワークフロータスクに割り当てられると、ユーザは Vault 内でワークフロータスクを完了しなければなりません。
管理者の設定に応じて、オブジェクト、フィールドおよびセクションのラベルが本文で説明されたラベルとは異なる表示となる場合があります。
QualityOne Audit Checklist Mobile の使用を開始する前に、管理者に連絡して、デバイスがサポートされているモバイルバージョンの一覧と互換性があることを確認してください。
QualityOne Audit Checklist Mobile について
QualityOne Audit Checklist Mobile を使用すると、iPad® から監査チェックリストをダウンロード、記入、および送信できます: このアプリケーションには、Vault 内の監査チェックリストと同じ機能が含まれます。QualityOne Audit Checklist Mobile を操作して、あなたに割り当てられた監査チェックリスト一覧と各監査チェックリストのステータスを閲覧することができます。監査チェックリストをダウンロードしてから、監査チェックリストの記入を開始できます。お持ちの権限に応じて、チェックリスト回答の複数の監査所見を使用して監査チェックリストを完了することもできます。監査チェックリストを完了するために 1 個以上のセッションを使用している場合、QualityOne Audit Checklist Mobile は進捗状況を保存します。
監査チェックリスト再割り当てについて
ホームページは、Vault で割り当てられている監査チェックリストの一覧をに表示します。監査チェックリストをデバイスにダウンロードすると、監査チェックリストは Vault からチェックアウトされます。監査チェックリストが別のユーザに再割り当てされた場合、QualityOne Audit Checklist Mobile は以下のように動作します。
- 監査チェックリストをダウンロード・チェックアウトした後に監査チェックリストが別のユーザに再割り当てされた場合、アプリケーションは監査チェックリストの横に警告アイコンを表示し、再割り当てされたことを通知します。
- 監査チェックリストをダウンロード・チェックアウトする前に監査チェックリストが別のユーザに再割り当てされた場合、監査チェックリストはホームページの一覧から削除されます。
監査所見について
このフィールドにより、監査チェックリスト回答に 1 つ以上の監査所見を追加できます。オブジェクト権限およびチェックリスト設定に応じて、QualityOne Audit Checklist Mobile を使用しながら監査チェックリスト回答に関連する監査所見を表示、作成、編集または削除することができます。監査チェックリストがモバイルアプリケーションにチェックアウトされると、アプリケーションを介して監査チェックリストの送信を完了し、Vault で関連する監査所見を変更するために監査チェックリストを Vault にチェックインするまで、関連する監査所見を作成、編集、または QualityOneVault から削除することはできません。
QualityOne Audit Checklist Mobile のセットアップ
お使いのデバイスで QualityOne Audit Checklist Mobile をセットアップするには、ご利用のオペレーティングシステムに該当する手順に従います。
- Apple App Store® を開き、 QualityOne 監査チェックリストをインストールします。
- インストールされたアプリケーションを開き、Vault ユーザー名とパスワードを入力します。
- ログインをタップしてQualityOne 監査チェックリストにサインインします。
- PIN コードを入力してセキュリティコードをセットアップします。有効なネットワーク接続がない場合、PIN コードを入力するとアプリケーションにアクセスできます。
- プロンプトが表示される場合、アクセスが必要な Vault をタップします。メンテナンスモード中は Vault にログインすることはできません。
注: 資格証明書のリセットが必要な場合は、ユーザ名を忘れましたか？またはパスワードを忘れましたか？をタップしてリセットできます。
デバイス権限の付与
初回ログイン時、QualityOne Audit Checklist Mobile があなたのカメラと写真へのアクセスを許可するようプロンプト表示されることがあります。これらのデバイス権限を付与すると、送信用レコードをログに記録するときに視覚的な証拠をキャプチャして添付できます。OK をタップするとアクセス権限を許可します。iPadOS バージョンによっては、アクセス権限の付与を求められない場合があります。
モバイルでの監査チェックリストを使った作業
QualityOne Audit Checklist Mobile を使用すると、監査チェックリストをリモートでダウンロードして入力し、Vault に送信できます。オプションで、デバイスからワークフロータスクを完了することもできます。監査チェックリストの操作は、次の一般的な手順で構成されています:
監査チェックリストへのアクセスとダウンロードの方法
お使いのデバイスの監査チェックリストにアクセスおよびダウンロードするには:
- QualityOne 監査チェックリストを開いてサインインします。
- ホームページで、使用する監査チェックリストを見つけます。
- 選択した管理チェックリストのダウンロード (
) をタップします。監査チェックリストをデバイスにダウンロードすると Vault から監査チェックリストがチェックアウトされ、お使いのデバイスでオフラインで利用できるようになります。
監査チェックリストでダウンロードアイコンの表示が消えると、ダウンロードが完了し作業の準備ができたことを表します。監査チェックリスト一覧の更新は、リフレッシュ (
) をクリックすればいつでも行うことができます。
監査チェックリストを完了および提出する方法
デバイスの監査チェックリストを完了および提出するには:
- ホームページで、使用する監査チェックリストを見つけます。監査チェックリストをまだダウンロードしていない場合、監査チェックリストをオフラインで利用できるようにするため QualityOne 監査チェックリスト がメッセージを表示します。
- 導入セクションで提供された情報を確認します。
- 各セクションおよび質問を完了します。監査チェックリストの設置に応じて、質問および必要な裏付け証拠 (添付書類、コメント、または監査所見など) のタイプは異なります。
- 監査所見をチェックリスト回答に追加するには、監査所見をタップして以下を実行します:
- 監査所見の所見のタイプを選択します。
- 所見の重要度を選択します。
- 指摘事項の詳細を入力します。
- チェックリストの記入が完了すると、監査チェックリストの提出をタップします。
監査ワーフフロータスクの完了方法
監査チェックリストがワークフロータスクから割り当てられている場合、チェックリストをデバイスから送信してから Vault でワークフロータスクを完了する必要があります。
QualityOne Audit Checklist Mobile 設定について
QualityOne Audit Checklist Mobile 設定ページで、以下の操作を実行します:
ホームページで 設定 (
) をタップして設定ページにアクセスします。
Veeva のプライバシーポリシーの表示
設定ページで、プライバシーポリシーをタップして Veeva のプライバシーポリシーにアクセスしてレビューします。
別の Vault へのアクセス
設定ページの Vault セクションには、ログイン中の Vault が表示されます。設定によっては、その他の Vault も使用可能な場合があります。
別の Vault にアクセスするには:
- 現在表示中の Vault をタップします。
- ログイン用に別の Vault に選択します。
- Vault ユーザー名とパスワードを入力します。
- ログインをタップします。
アプリケーションのバージョンの閲覧
現在インストールされているアプリケーションのバージョンは、Vault セクションの設定ページ内に表示されます。
サインアウト
現在のセッションからサインアウトするには、サインアウトをタップします。