QualityOne Vaults を使うと、オブジェクトレコードでコミュニケーションと共同編集を行うことができます。管理者は、ユーザメンション機能も提供している Vault の QualityOne オブジェクトにコメントを設定できます。コメントを使うと、以下のユーザタイプ間で共同編集を行うことができます:

  • 内部ユーザから外部ユーザ
  • 外部ユーザから内部ユーザ
  • 内部ユーザから内部ユーザ

ユーザメンションを使うと、ユーザが効率的に共同編集できるようにコメントで特定のユーザをタグ付けすることができます。ユーザメンションは、コメントレコードでメンションされたユーザにシステムメッセージをトリガーします。コメントで少なくとも 1 人のユーザをメンションする必要があります。ユーザの権限、ロールおよび管理者の設定に基づいて、コメントレコードを表示、作成、編集および削除できます。オブジェクトコメントのユーザメンションは、Vault 概要メール (設定されている場合) に含まれません。

管理者の設定に応じて、オブジェクト、フィールドおよびセクションのラベルが本文で説明されたラベルとは異なる表示となる場合があります。

ユーザタイプ

ユーザタイプは、コメントクリエイターおよび受信者として他のユーザとやり取りする方法を定義します。管理者がユーザタイプを決定します。コメントには 2 つのユーザタイプがあります:

  • 内部ユーザ: 組織内のユーザ
  • 外部ユーザ: サプライヤーや製造所など組織外のユーザ

コメントを作成するには

オブジェクトレコードでコメントするには:

  1. 適切なオブジェクトレコード詳細ページに進み、コメントセクションの作成をクリックします。このセクションのラベルは、管理者の設定によって異なります。
  2. 内部ユーザの場合、コメントを作成したい内部または外部組織を選択します。外部ユーザの場合、このフィールドは使用できません。
  3. 関連詳細をコメントフィールドに入力します。
  4. コメントでメンションしたいユーザ名に続いて、「@」または「+」を入力します。指定した組織から 1 つ以上のユーザをメンションする必要があります。
  5. 保存をクリックするか、別のコメントを作成する場合は保存 + 作成をクリックします。

コメントの作成

コメントを編集または削除するには

ユーザの権限に基づいて、コメントを編集または削除できます。編集・削除できるのは自分のコメントのみです。

コメントレコードを編集するには:

  1. 適切なオブジェクトレコード詳細ページのコメントセクションに進みます。
  2. 適切なレコードのグリッド項目のアクションメニューから、編集をクリックします。
  3. テキスト領域で適切な変更を行い、保存をクリックします。

コメントレコードを削除するには:

  1. 適切なオブジェクトレコード詳細ページのコメントセクションに進みます。
  2. 適切なレコードのグリッド項目のアクションメニューから、削除をクリックします。
  3. 続行をクリックします。

コメント本文に変更を行うコメントレコードの編集は、言及したすべてのユーザに通知されます。コメント本文で新規ユーザを言及すると、言及したすべてのユーザにシステムメッセージを送信しますが、言及した 1 人または複数のユーザを削除すると、言及した残っているユーザのみにシステムメッセージを送信します。

コメントの閲覧

ユーザが言及されたコメントレコード外のコメントを閲覧するには、アプリケーション内およびメール通知の 2 つの方法があります。コメントで言及されたすべてのユーザは両方のシステムメッセージを受領します。

システムメッセージには、オブジェクトレコード詳細ページへのリンクが記載されています。すべてのコメント本文が含まれているのはメール通知のみです。

制限

オブジェクトレベルのコメントには、以下の制限があります:

  • 内部ユーザは、適切な閲覧権限ですべてのコメントレコードを閲覧することができます。
  • 外部ユーザの場合、そのユーザの組織が作成したコメントレコードおよび内部ユーザからそのユーザの組織に提供されたコメントのみを閲覧できます。